2017年05月23日

初夏 (5月)

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5月5日は「立夏」でした。
緑も濃くなり、夏日という気温の日もまだ数えるくらいですが聞かれるようになりました。

みなさんは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」という季節の変わり目を含む、1年を24に分けた中国から伝わった「二十四節季」を、日本の季節に合っていると感じますか。
それともやはり地理的に違うところの暦だからずれている、と感じられますか。
私は東北育ちですので、「立春」にはまだ雪があり2月下旬が最も寒さが厳しいという感じでしたので、「どうして春なの」「暦の上ではでしょう」と思っていましたが、関東に来て、二十四季と季節が一致しているなと、思いました。
「立春」には梅が咲いていますし、「立秋」には虫が鳴き出します。 

日本は南北に長い地形ですので、どうしても地域による季節の差ができてしまうのでしょう。
この暦が伝わってから(きっと遣隋使、遣唐使の頃 平安時代でしょう)現在まで無くなることなく伝わってきたのは、やはり日本の季節にも合っていたからではないかと思います。
但し、中央政府があった京都奈良、東京の季節に。

そのような、自然の様子との関係を見れば、そのように思いますが、太陽の様子。
たとえば、陽の光の強さ、日の出日の入りの時間。
それに伴う空の色などから季節を感じればまた二十四節季による季節感を感じることができるように思います。

この二十四節季による季節の区切りで考えた季節の中で最も変化があるのは夏ではないでしょうか。
5月5日(毎年必ずこの日とは限りませんが)の「立夏」から8月7日頃の「立秋」まで。
まず6月上旬まで、爽やかな心地よい日々が続き、6月上旬から7月中旬までの雨が多く湿り気の多い季節。
そして7月下旬から8月7日頃の「立秋」までの、猛暑。8月中旬から9月中旬まではまだまだ暑いですが、秋の虫が鳴き、日が沈む時間も早くなり、夕焼けの色も赤くなる、という夕方の様子は、やはり秋を感じさせますので、「残暑」という表現が使われるのでしょう。

このような季節の変化、それに伴う感性は日本独自のものでしょう。
そしてそれに伴う年中行事という文化たくさんの民族が出会うグローバルな現代だからこそ、自分の民族としてのアイデンティティーをしっかり持つ時代でもあるように思います。
そのひとつが日本人の季節感のように思います。
posted by Hiromi Gokon at 11:53| 歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

体験の方が(5月)(ととけっこーの会・2~6歳クラス)

隣りの隣りの地域、谷津にある谷津コミュニティーセンターにポスターを張らせていただいていたのですが、それを見て参加された親子。

お母さんがお仕事されていて、隣の秋津保育園にお子さんを預けていらっしゃるとのこと。秋津保育園では、昨年一昨年と2年にわたって、保育の時間に訪問してのわらべうたの実践をさせていただいている園で、ここの案内も張ってくださっていて、両方の案内を見ての参加。

お仕事をしているから、土曜日くらいはゆっくりしたい、お出かけしたい、という声を多く聞き、なかなか参加がなかったのですが、今回はゆったりとお子さんの様子を見ながら、遊べるようなときに遊べるような遊びをしました。

初めての参加なので遊んでいる様子は写真にはおさめずに。
次回は、4歳のお子さんと一緒に遊ぶ予定です。

今回はお部屋の様子とおもちゃの写真を紹介します。
P1020327.JPGお部屋全体・自然光で
P1020328.JPG木のおもちゃ
P1020335.JPGおままごと
P1020336.JPG食材を売っているお店
P1020337.JPGお料理ができたらこちらで食べます
P1020331.JPG絵本
P1020329.JPG大人向け育児・体のこと、心のことの本
P1020338.JPG手作り軍足人形
P1020334.JPGお洗濯コーナー
P1020330.JPGおむつに頼らない育児推奨・おまるもあります(イケヤ)
posted by Hiromi Gokon at 17:50| ととけっこーの会の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

菖蒲とよもぎを手に鬼ごっこ(前原わらべうたの会・小学生クラス)

今月は連休があり、今回の1回のみに。

今月より入会の子どもがひとりと体験の姉妹一組の参加で、人数も集まり向かい合っての手合わせジャンケンもみんなですることができました。

そしてみんなの好きな大縄跳び。今回も「お誕生日」「ゆうびんやさんのおとしもの」「おおなみこなみで」。妹さんは年中さんなので「へびはにょろにょろ」。「お誕生日」では200歳や100歳を越えていました。汗をかきながら何度も跳んでいました。

自分の力を試す遊びだけでなく、関わり合う縄跳び「おちゃをのみに」をしようと思ったが、これは回している所に入ることができないと遊べないので、練習も兼ねて「げっくりかっくり」をしてみた。

手遊びは新潟の「たたみさしばり」。ちょと複雑で完璧ではなかった。次回も遊んでみようと思います。

最後は、旧暦の端午の節句(5月30日)にちなんで、新潟で遊び唄われている「よもぎじょうぶの」で、よもぎと菖蒲を束にしたもので鬼ごっこをした。新潟では一人ひとりがそれを持ちお互いに叩き合うそうだが、今回は鬼ごっこで。よもぎと菖蒲の香りを楽しみました。
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posted by Hiromi Gokon at 00:00| 前原わらべうたの会の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月16日

すずめのてっぽうを吹く・端午の節句ヨモギと菖蒲(いなげわらべうたの会)

5月2回目。

自由遊びから始まり、いつもの手遊び「おやゆびねむれ」。

ふねこぎ遊びは「ふねのせんどさん」。これは始めは普通にこいでいるが、「きょうあはらなみ」から膝で弾ませ、最後の「どん」で大人が脚を開き、子どもを床におとすという落ちがある。歩けない子どもにはまだ早いが、歩けるようになったらこのようなダイナミックな遊びも子ども達は大好きだ。

今月の真似の顔遊びは、「おとげしゃくしゃく」。岩手のもので、最後の「おっしえだ」は方言で「取った」の意味。
まだ少ししか遊んでいないので、子ども達も、お母さんがするのをじっと見ているだけ。見せる顔遊びはそれでもいいのだと思います。おもちゃなど無い時代、身体を使って遊ばせていたのでしょう。人の顔をじっと見る。人間関係を作るのには必要なこと。これを遊びで覚えさせた。
顔の部位を触りながら歌われる歌はお話になっている。
自分のためだけに、演じてくれてるお話は子どもにとって嬉しいものでしょう。
何度か見せてあげているうちに今度は「真似してごらん」と。
「見たものを真似る力」は社会に出て役に立つ力。自分の触っている顔の部位の感覚と目の前の大人の顔の部位が一致。することで顔はどうなっているかを知る。
これからも遊んでいこうと思います。

いつもの「えっさっさ」「おうまさんのおけいこ」今回は加えて抱いて目を見ながら歌いかけてあげるようにしながら、「ゆすってゆすって」を。子どもに話しかけるのではなく歌いかける。昔はよくあった風景かもしれないですが、今はなかなか時間もなく・・・話しかけると歌いかけるは、子どもにとってどのような違いが有るのでしょう。言語と歌は脳のそれぞれ異なる部位で反応しているともいわれています。大人が耳にしているポップスより、子どもに分かり易すい短く、節も簡単な、それも日本人独自のメロディーのわらべうたであったらよいのではないでしょうか。

遊びの最後は「こりゃどこの」。
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抱きかかえ左右に揺らす
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「どぼん」で下に降ろす

歌い聞かせは、新潟の端午の節句の行事で歌われるわらべうたを歌いながらみんなのお尻をたたいて厄払い。
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また、朝、自宅近くの田んぼで採ってきた「すずめのてっぽう」を配りみんなで「ぴーぴーぐさぴーとなれ」と歌って鳴らすことに挑戦。「ぴー」と鳴らすことができた方もいらっしゃいました。
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次回は6月6日。入梅はまだでしょうか。
posted by Hiromi Gokon at 16:19| いなげわらべうたの会の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

布を使ってしぐさ遊び(うたとリコーダーの会・乳幼児クラス)

4,5月は、ハンカチを使ってのしぐさ遊びで遊びました。

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ハンカチを、洋服の端から中に入れてちょっとだけ出し、「カクカクカクレンボ」(伝承はかくれんぼの鬼決め歌)の唱えの拍に合わせて少しずつ引っ張り出していきます。
「スッペラポーン」でハンカチを引き抜きます。

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手の中にハンカチを丸めて「にぎりぱっちり」(伝承は足ジャンケン)と手を上下に動かしながら歌い、最後に「ピヨピヨ」といいながら手を広げてハンカチが広がっていくのを楽しみます。

そのハンカチを「ももやももや」(伝承はおしくらまんじゅう)に合わせて揉み洗いのしぐさ。
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「ドッコイショ」で、手を後ろに回し腰をたたく。
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そのハンカチを広げて手の洗濯ばさみで留めて。
早く乾くように風を呼びます。
「うえからしたから」(風を呼ぶ歌)
そして手をアイロンに見立ててアイロンをかけます。

最後は歌い聴かせの時間。
卵からひよこが孵る人形を使って、もう一度「にぎりはっちり」を歌うのをみんなで聴きました。
終わった後は、人形で遊ぶ時間。
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この会は、ハンガリーの音楽教育法「コダーイ・メソッド」による音楽の場です。
乳幼児の音楽教育で最も知られているのは「リトミック」ですが、それとの違いは「自国の伝承の歌から始めること」「ピアノを使わず肉声で行うこと」です。

鼓動(拍)を共有することが音楽の始まり。
わらべうたの拍に合わせてしぐさをしたり、拍に合わせて動いているものを見て視覚的に感じたりするのが、この年齢の子ども達の活動になります。
posted by Hiromi Gokon at 01:00| うたとリコーダーの会の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

「まてまてまて」(前原わらべうたの会・プレママ・0~4歳クラス)

5月初回の会。
隣の公園で会の案内をお渡しした方が、体験に。
子ども達は初めての出会いでも、お互い関わろうという気持ちがあり、自由遊びでも肩を寄せ合って一緒に遊んでいました。

今日は、ひざのせ遊び「ふねのせんどうさん」。
「あらなみ」という歌詞なので、少し膝を上下に動かし弾ませ、最後の「とん」で脚を開いて膝から床に落とします。

おんぶでいつもの「えっさっさ」「おうまさんのおけいこ」、後ろから抱きかかえて左右に揺らし最後に下に降ろす「こりゃどこのじぞうさん」。
この遊びはどこの遊びかが分からないのが残念。
神社のご神体などを海につけてお清めすることは全国的に行われていることで、この遊びも、村を守ってくれる地蔵を海につけて、という行事を真似た遊びではないかと思います。

先日「日本昔話」という番組で、雨乞いするのに、地蔵を海につけ、塩水をたくさん飲ませ、地蔵様に、塩辛くて喉が渇いたから水が飲みたい、と思わせ、雨を呼ぶ、という話を放送していました。
そのような行事を真似、地蔵と同じような大きさ形の子どもをこのような遊びで遊ばせたのだと思います。

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ハイハイを始めた時、「まてまてまて」と言いながら後ろから大人も四つんばいになって追う遊びをしていたら、それを真似て、さっきまでずり這いをしていたのにあっという間に四つんばいができるようになったお子さんも、1ヶ月が経ち、すっかり上手に這うことができるようになりました。
ある日自宅でこの遊びをしたら、始めは一緒に這っていたのに、「もういいでしょ」という感じで這うのを止め母さんの方を振り返ったそうです。
それをお母さんが追い越して這い続けたら、四つんばいより早く進めるずり這いに変えてスピードを上げてお母さんを追い越したとか。
1歳間近かの出来事。
小さくとも、いろいろな感情とそれに伴う行動が見られるようになったと、嬉しそうにお話ししてくださいました。

ここの場で親子で遊んで、遊びを覚えてもらい、自宅でさっと出来るように(第二の本能のように)なってもらうこともここの会の目的です。